「Chikirinの日記」の育て方 を読んでみた
経緯
最近は技術書じゃない読書を結構しているので、そちらも少しくらいはアウトプットしたいなと思いました。
どんな本なの?
"「Chikirinの日記」の育て方”はこのHatena Blogでプロブロガーをされている、ちきりんさんのブログの運営方針や成長過程などが記されている本です。
ちきりんさんが、無名の時代から2013年にこの本が発売されるまで(月間200万PVに至るまで)の9年の間に、何を思いながらブログを書き、運営に当たってどういう考えのもとに決断をしてきたかを感じられるのが本書の最大の魅力です。
読もうと思ったきっかけ
そもそも私がブログを始めようと思ったとき、Hatena Blogを選んだ9割はちきりんさんの影響であることもあるのですが、Blog運営に当たって、なにかしらポリシーをある程度固めたいと思ったのが理由です。
ITインフラエンジニアに関する内容を書いていくのは決めていましたが、ここはかなりニッチな分野なので、世の中のほとんどの人には関心のないテーマになります。また、技術系の記事は書く労力が大きくなりがちなところもあります。
そういうフィールドで情報発信をやり続けるつもりなら、何のためにやっているのか?という点を明確にし、それをポリシーとして運営に反映させる必要がある。そう思ったときに、ブログの運営記であるこの本を手に取ったのでした。
※因みに、2018/12/16現在はKindle Ulitimate対象です。
読んだ感想は?
普通に良かったです。どういうポリシーでブログを運営すべきかの考える材料が欲しいと本書を手に取った私ですが、本書はまさに考える材料をくれました。
「私は、こういう思いでChikirinの日記を始めた。だから、○○の場面に出会ったらこういう決断をしてきた。そして今に至った。あなたはどうするの?」と言われている感じです。
ポリシー(軸)を持つとはどういうことかが、実体験という形で書かれています。
本書をおすすめできる人、できない人
おすすめできる人
・これからブログを書き始めようと思っている人
・ブログの運営方針について迷っている人
・ブログに限らず(SNSやYoutube等で)情報発信をしていきたい人
おすすめできない人
・ブログで成功する”答え”が欲しい人
まとめ
・ポリシーって大事
・答えを求めても載ってないよ
・読書ってコスパ高い